“TEAM VALSE” の仕事は、ディレクターの演出意図をくみ取り、それを音で具現化していくこと。人と人との対話があってはじめて成り立つ仕事です。特に当社は生放送の番組が多く、時間的な制約がある中で“自分が今なすべきこと”を瞬時に判断して動かなければならないため、日頃からいかに社内外のスタッフとコミュニケーションがとれているかが重要になります。また、スタッフ構成が変われば番組の方針や演出が変わるため、どれだけ長く仕事を続けていても明確なゴールはありません。それが、この仕事の難しさであり、尽きることのない面白さでもあるのです。 「音楽が好き」「テレビが好き」はもちろんのこと、こうしたチームプレーや飽くなき挑戦を面白いと思える人にこそ、 “TEAM VALSE” に参加して欲しいと願っています。
音響効果とは、
どのような仕事ですか?
音響効果はテレビや映画、イベントなど幅広い分野で必要とされており、当社はテレビ番組の制作にたずさわっています。番組によっても求められるスキルは大きく異なりますが、当社が数多く手がけているニュース番組などの生放送では、限られた時間の中で番組内企画VTRの選曲やMA作業、そして放送局でのリアルタイムの送り出し技術が求められます。ディレクターと相談しながら音楽的な演出を決めていく機会も多々あり、さまざまな音楽や効果音を組み立てていくイメージが重要です。“組み合わせる”という意味の“コラージュ”は私たちの仕事を端的に表しているという想いから、当社では音響効果を“SOUND COLLAGE”と表記しています。
MAミキサーとは、
どのような仕事ですか?
編集済みVTRの収録音の処理やナレーションの収録、音響効果が付けた音楽・効果音など、全ての音素材をミキシングして完成させるのがMAミキサーの仕事です。ポストプロダクションでは番組のジャンルに応じて多様なスキルが求められますが、当社ではニュース番組の企画MAが中心となります。当日放送の企画も多数あるので、時間的な制約がある中で高いパフォーマンスを発揮する能力が求められます。
音響・MAに関する専門知識や
経験が必要ですか?
専門知識や経験は必要ありません。放送局内の送出用機材などの動作原理や機能は、現場で理解できます。また、専門学校でも基本的な知識や技術を学ぶことはできますが、現場の作業は全く別次元です。仕事に就いてからの経験が、自らの発想を具現化させる大きな原動力となるはずです。なお、社内業務はコンピュータを使った業務が中心になるため、コンピュータを全く使ったことがないと、習得に時間がかかると思います。現場ではWindows・Mac両方の知識が必要になります。
楽器の演奏や作曲などの
経験を活かせますか?
音楽に対する知識は大切ですが、楽器を演奏したり楽譜を読んだりできなくても、仕事は十分にできます。ただし、昨今は番組のWEB配信も日常的に行われるようになっているため、著作権の関係で市販の楽曲だけでなく、オリジナル楽曲やライブラリーミュージックを効果的に使用することが多くなっています。その際、当社から楽曲制作会社に楽曲を依頼するにあたって、音楽の知識を活かすことはできます。
新卒採用はどのような流れで
進められますか?
新卒および第二新卒を対象として定期採用を目指しています。おおむね夏頃に採用情報を発信し、秋から冬にかけて採用試験を実施する予定です。当社に興味を持たれた方は、エントリーフォームに必要事項をご記入ください。後日、担当者よりご連絡さしあげます。なお、会社説明会は実施していませんが、インターンシップ制度には対応しています。また、OB・OG訪問にも、その都度対応しています。
就業時間や休日・休暇は
決まっていますか?
当社は「専門業務型裁量労働制」を適用しており、業務の進め方や時間配分などは社員の判断に任せています。基本的には担当番組に応じた8時間の勤務となるため、毎日決まった出勤時間はありません。また、在宅勤務も認めており、作業効率を考えたシフト管理になります。事務担当スタッフは11:00〜19:00で対応しています。休日は、基本的には土・日・夏季休暇・年末年始休暇ですが、番組によって異なり、月に5、6日程度の休みになります。
入社後の教育体制はどのように
なっていますか?
まずは社会人としての基本的なコミュニケーションとビジネスマナーを身につけてもらいます。その後、ニュース番組を担当している先輩のもとでOJT研修を実施。基本的な知識や技術、方法論を身につけていきます。生放送のような社内外の多数のスタッフと共に作業を進めていく番組では、対人関係が非常に大切になります。信頼関係を築き、責任をもって番組を担当できるようになるには、最低でも3年はかかります。どの仕事にも通じることですが、向上心と真摯な気持ちが必要です。
働く上で性別による差は
ありますか?
ありません。現在、テレビの仕事に従事している女性は多く、当社における社員構成比も男女同じくらいです。担当番組によっても状況は異なりますが、出産や育児からの現場復帰も十分可能だと考えられます。ただし、常に変化していく世界なので、新しいことへのアンテナを張り、どんなことにも興味を持つ好奇心がなければ難しいでしょう。逆に言えば、それさえあれば、性別も年齢も関係なく長く続けられる仕事です。